DIMMアーキテクチャ
問題:DIMMのアーキテクチャに関する記述のうち、正しいものをすべて選べ。
正解b と h
| 選択肢(要約) | 判定 | 解説 | |
|---|---|---|---|
| a | rankは複数bankを束ねたもので、bank間のアクセスは同時に実行できない | ✗ | 前半は正しいが後半が真逆。bankは独立サブアレイなので並列動作できる(これがbank-level parallelismの本質)。「前半が正しくて後半で裏切る」典型的な引っかけ。 |
| b | channelはメモリコントローラとDIMM間の独立したデータ転送経路。複数channelで帯域幅を向上できる | ◯ | channelの定義そのもの。デュアルチャネル=帯域2倍のイメージ。 |
| c | 同一bank内で異なるrowにアクセスするとき、row bufferの内容を保持したまま同時に複数rowを開ける | ✗ | row bufferは1bankに1本。別のrowを開くには今のrowを閉じる(PRECHARGE)必要がある。 |
| d | row bufferミス時は、異なるrankにアクセスしなければならない | ✗ | ミスしても同じbank内の別rowをACTIVATEするだけ。rankは無関係。 |
| e | row bufferはDIMM全体で1つ、すべてのbankで共有 | ✗ | bankごとに存在する。「全体で1つ」は誤り。 |
| f | (cと同一文) | ✗ | cと同じ。同じ選択肢が2回出る=ダミー。片方だけ選ぶ、みたいな迷い方をしないこと。 |
| g | channelとbankは同義で、どちらもDRAM内部の並列性の単位 | ✗ | channelはチップ外部の配線、bankはチップ内部の構造。階層が全く違う。 |
| h | bankはDRAM内部の独立したサブアレイで、異なるbankへの操作はある程度並列に実行可能 | ◯ | bankの定義そのもの。aの後半と矛盾していることに気づけば、aとhのどちらかが偽と分かる。 |
💡 解き方のコツ:a と h は「bankが並列に動くか」で真っ向から対立している。対立ペアを見つけたら、どちらかが必ず誤り。